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コロナとネキリムシ

お盆が過ぎて夏の終わりが始まりましたね。畑は秋野菜の準備中です。

今年は春からコロナが大変ですね。

農作業は人と接することが少ないのであまり影響ないのですが、そのかわりネキリムシがたくさん出ました。

ネキリムシとは蛾の幼虫で植えたばかりの苗をかじって枯らしてしまいます。僕たちの畑は2012年から不耕起栽培(自然農)でスタートし3~4年前から小さな耕運機を使い、去年からトラクターを使い始めました。ネキリムシがこんなに問題になったのは初めてです。

あらためて今まで雑草や虫たちがバランスをとってくれていたんだなと痛感しました。小さな耕運機を使っていた頃は全体を耕さずに虫やモグラの逃げ場を残していたのを、トラクターだと全面耕した方が作業しやすいのでそうしていました。そうすると生き物や雑草が減り不自然に土と作物とネキリムシだけの環境になってしまいました。土と作物だけだと一見きれいに見えるのですが。

田んぼはずっと不耕起栽培を続けているので、生き物がたくさんいます。その田んぼの中だけでなく周りにも影響を与えている様子です。そんな場所を畑の中に作っていけばバランスをとってくれそうに思います。この秋からはまた虫やモグラの逃げ場を増やそうと思います。

畑に生き物や雑草の数・種類がたくさんいることでバランスをとってくれるように、コロナも普段からある程度色々な菌と生活した方がバランスをとってくれるかもしれません。

不耕起栽培の田んぼ
田んぼ


生き物もいっぱい

エゴマ

エゴマ畑 ネキリムシで苦労しました



大豆畑 ここは初夏に植えたので大丈夫

タカキビ


ゴマの花